- omni-scratch 20170416.329(in MELPA)
- Easy and mode-specific draft buffers
概要
omni-scratch.el は、メジャーモードごとのscratchバッファを実現します。
これを使えば試行錯誤用のscratchバッファが実現します。
M-x omni-scratch-new-scratch-major-buffer は、
現在のメジャーモードに対応したscratchバッファを開きます。
たとえばorg-modeならば*scratch:org*という名前で、
メジャーモードもorg-modeになります。
M-x omni-scratch-new-scratch-buffer は、
scratch:draft という新しいscratchバッファを開きます。
前者は scratch-palette.el(レビュー) に、
後者は scratch-pop.el(レビュー) に似ています。
保存機能はまだ実装されていないので、
欲しければ各自で実装してください(笑)
まだプロトタイプ段階なので、コマンド名や挙動が変更されると思われます。
Fig1: lisp-interaction-modeの*scratch*バッファ
Fig2: M-x omni-scratch-new-scratch-major-bufferでlisp-interaction-modeのscratchバッファが生成
インストール
パッケージシステムを初めて使う人は
以下の設定を ~/.emacs.d/init.el の
先頭に加えてください。
(package-initialize) (setq package-archives '(("gnu" . "http://elpa.gnu.org/packages/") ("melpa" . "http://melpa.org/packages/") ("org" . "http://orgmode.org/elpa/")))
初めてomni-scratchを使う方は
以下のコマンドを実行します。
M-x package-install omni-scratch
アップグレードする方は、
以下のコマンドでアップグレードしてください。
そのためにはpackage-utilsパッケージが必要です。
M-x package-install package-utils (初めてアップグレードする場合のみ) M-x package-utils-upgrade-by-name omni-scratch
本サイト内の関連パッケージ
- scratch-pop - Generate, popup (& optionally backup) scratch buffer(s).
- scratch-palette - make scratch buffer for each files
- persistent-scratch - Preserve the scratch buffer across Emacs sessions
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば嬉しいです。