opener 20161207.1010(in MELPA)
opening urls as buffers

概要

opener.elはURLをEmacsで開く小さなパッケージです。
標準コマンドにM-x browse-url-emacs がありますが、
こちらはrequest.el を使っています。

だから非同期で動作する上に、curlがインストールされていれば使ってくれます。

M-x opener-openはURL/ファイルを開きます。
M-x opener-open-at-pointはカーソル上のURL/ファイルを開きます。

ともにURLの拡張子が存在する場合はEmacsで開き、
「/」で終わっている場合はbrowse-urlを使います。

現時点ではどの拡張子でもfundamental-modeになってしまいますので、
適切なメジャーモードを選択できるようにpull requestを送っておきました。

20161123155751.png
Fig1: M-x opener-open https://raw.github.com/ongaeshi/emacs-milkode/master/milkode.el

インストール

パッケージシステムを初めて使う人は
以下の設定を ~/.emacs.d/init.el の
先頭に加えてください。

(package-initialize)
(setq package-archives
      '(("gnu" . "http://elpa.gnu.org/packages/")
        ("melpa" . "http://melpa.org/packages/")
        ("org" . "http://orgmode.org/elpa/")))

初めてopenerを使う方は
以下のコマンドを実行します。

M-x package-install opener

アップグレードする方は、
以下のコマンドでアップグレードしてください。
そのためにはpackage-utilsパッケージが必要です。

M-x package-install package-utils (初めてアップグレードする場合のみ)
M-x package-utils-upgrade-by-name opener

カスタマイズ

opener-major-mode-hooksを設定すれば、メジャーモードごとに加工関数を設定できます。
たとえば以下の設定では、nxml-modeにおいてはxmllintで整形してから表示します。

infoより抜粋。

(defun nxml-pretty-format ()
  (interactive)
  (save-excursion
    (shell-command-on-region (point-min) (point-max) "xmllint --format -" (buffer-name) t)
    (nxml-mode)
    (deactivate-mark t)))

(setq-default opener-major-mode-hooks
  '((nxml-mode (nxml-pretty-format))))

本サイト内の関連パッケージ


本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば嬉しいです。