mwim 20161004.647(in MELPA)
Switch between the beginning/end of line or code

概要

mwim.el はコードの先頭・末尾を認識するC-aとC-eです。

M-x mwim-beginning-of-code-or-line は、

  1. コードの先頭(行頭からインデントを飛ばした位置)
  2. 行頭

に移動します。

M-x mwim-end-of-code-or-line は、

  1. コードの末尾(行末からスペースとコメントを飛ばした位置)
  2. 行末

に移動します。

これらのコマンドは最初にコードの先頭か末尾に移動し、
さらに同じキーを押すと、行頭・行末に移動します。

行頭・行末→コードの先頭・末尾と挙動を入れ替えたバージョン
M-x mwim-beginning-of-line-or-code
M-x mwim-end-of-line-or-code も用意しています。

好きな方をC-aとC-eに割り当ててください。

昔作った sequential-command.el(旧ブログ) の具体化のひとつとも言えます。

インストール

パッケージシステムを初めて使う人は
以下の設定を ~/.emacs.d/init.el の
先頭に加えてください。

(package-initialize)
(setq package-archives
      '(("gnu" . "http://elpa.gnu.org/packages/")
        ("melpa" . "http://melpa.org/packages/")
        ("org" . "http://orgmode.org/elpa/")))

初めてmwimを使う方は
以下のコマンドを実行します。

M-x package-install mwim

アップグレードする方は、
以下のコマンドでアップグレードしてください。
そのためにはpackage-utilsパッケージが必要です。

M-x package-install package-utils (初めてアップグレードする場合のみ)
M-x package-utils-upgrade-by-name mwim

設定 150126062722.mwim.1.el(以下のコードと同一)

(global-set-key (kbd "C-a") 'mwim-beginning-of-code-or-line)
(global-set-key (kbd "C-e") 'mwim-end-of-code-or-line)
;; (global-set-key (kbd "C-a") 'mwim-beginning-of-line-or-code)
;; (global-set-key (kbd "C-e") 'mwim-end-of-line-or-code)

実行方法

$ wget http://rubikitch.com/f/150126062722.mwim.1.el
$ emacs -Q -f package-initialize -l 150126062722.mwim.1.el

20150126062937.png
Fig1: スタート地点

20150126062942.png
Fig2: C-aでコードの先頭

20150126062946.png
Fig3: もう一度C-aで行頭

20150126062958.png
Fig4: Fig1でC-eを押すとコードの末尾

20150126063003.png
Fig5: もう一度押すと行頭


本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば嬉しいです。