broadcast 20151204.1812(in MELPA)
Links buffers together for simultaneous editing.

概要

broadcast.el は、複数のウィンドウにて同じ編集操作をさせます。

multiple-cursors.el(レビュー) は同じバッファで同じ操作をしますが、
こっちは別のバッファが操作対象となります。

kill-ringは各ウィンドウで独立になっているので、
コピー&ペーストの操作をするとそのウィンドウの内容が対象です。

同じ操作をさせたいウィンドウ各々で M-x broadcast-mode を実行すると、
このアニメーションのようになります。(作者のを拝借)

broadcast-demo.gif

broadcast-modeをやめるにはC-0 M-x broadcast-modeとします。

とはいえコマンドを真似ているだけなので、
日本語入力をするとおかしくなります。

インストール

パッケージシステムを初めて使う人は
以下の設定を ~/.emacs.d/init.el の
先頭に加えてください。

(package-initialize)
(setq package-archives
      '(("gnu" . "http://elpa.gnu.org/packages/")
        ("melpa" . "http://melpa.org/packages/")
        ("org" . "http://orgmode.org/elpa/")))

初めてbroadcastを使う方は
以下のコマンドを実行します。

M-x package-install broadcast

アップグレードする方は、
以下のコマンドでアップグレードしてください。
そのためにはpackage-utilsパッケージが必要です。

M-x package-install package-utils (初めてアップグレードする場合のみ)
M-x package-utils-upgrade-by-name broadcast

本サイト内の関連パッケージ


本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば嬉しいです。