sunshine 20160410.1317(in MELPA)
Provide weather and forecast information.

概要

sunshine.el を使えばEmacsで手軽に天気予報が見られます。

準備としてOpenWeatherMapのAPIを使うので、 OpenWeatherMap. Aplication ID のページから「Sign Up」をクリックしてAPPIDを取得してください。
任意のユーザ名、メールアドレス、パスワードを入力するだけですぐに取得できます。
すると、「API key」が表示されるので、 sunshine-appid に貼り付けてしてください。
そして、お住まいの場所を sunshine-location に設定してください。

なお、日付のフォーマットがハードコーディングされていて日本語で表示すると表がずれてしまいます。
本設定では system-time-locale で日付を英語表記することでそれに対処しています。

ただ、この程度の表示ならばYahoo!天気・災害 のピンポイント天気をEWWで表示させれば十分でしょう。
僕はピンポイント天気とアメダス実況のページをスクレイピングして一覧するスクリプトを自作しています。

20151015015347.png
Fig1: M-x sunshine-forecast で天気予報を表示

20151015015426.png
Fig2: M-x sunshine-quick-forecast でミニバッファに天気予報を表示

インストール

パッケージシステムを初めて使う人は
以下の設定を ~/.emacs.d/init.el の
先頭に加えてください。

(package-initialize)
(setq package-archives
      '(("gnu" . "http://elpa.gnu.org/packages/")
        ("melpa" . "http://melpa.org/packages/")
        ("org" . "http://orgmode.org/elpa/")))

初めてsunshineを使う方は
以下のコマンドを実行します。

M-x package-install sunshine

アップグレードする方は、
以下のコマンドでアップグレードしてください。
そのためにはpackage-utilsパッケージが必要です。

M-x package-install package-utils (初めてアップグレードする場合のみ)
M-x package-utils-upgrade-by-name sunshine

設定 151015014130.sunshine.1.el(以下のコードと同一)

;;; API Key (APPID)をセットする
(setq sunshine-appid "11111111111111111111111111111111")
;;; 摂氏温度で表示
(setq sunshine-units 'metric)
;;; 場所
(setq sunshine-location "Tokyo,Japan")
;;; 日付を英語表記
(setq system-time-locale "C")

実行方法

$ wget http://rubikitch.com/f/151015014130.sunshine.1.el
$ emacs -Q -f package-initialize -l 151015014130.sunshine.1.el


本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば嬉しいです。