- sunshine 20160410.1317(in MELPA)
- Provide weather and forecast information.
概要
sunshine.el を使えばEmacsで手軽に天気予報が見られます。
準備としてOpenWeatherMapのAPIを使うので、 OpenWeatherMap. Aplication ID のページから「Sign Up」をクリックしてAPPIDを取得してください。
任意のユーザ名、メールアドレス、パスワードを入力するだけですぐに取得できます。
すると、「API key」が表示されるので、 sunshine-appid に貼り付けてしてください。
そして、お住まいの場所を sunshine-location に設定してください。
なお、日付のフォーマットがハードコーディングされていて日本語で表示すると表がずれてしまいます。
本設定では system-time-locale で日付を英語表記することでそれに対処しています。
ただ、この程度の表示ならばYahoo!天気・災害 のピンポイント天気をEWWで表示させれば十分でしょう。
僕はピンポイント天気とアメダス実況のページをスクレイピングして一覧するスクリプトを自作しています。
Fig1: M-x sunshine-forecast で天気予報を表示
Fig2: M-x sunshine-quick-forecast でミニバッファに天気予報を表示
インストール
パッケージシステムを初めて使う人は
以下の設定を ~/.emacs.d/init.el の
先頭に加えてください。
(package-initialize) (setq package-archives '(("gnu" . "http://elpa.gnu.org/packages/") ("melpa" . "http://melpa.org/packages/") ("org" . "http://orgmode.org/elpa/")))
初めてsunshineを使う方は
以下のコマンドを実行します。
M-x package-install sunshine
アップグレードする方は、
以下のコマンドでアップグレードしてください。
そのためにはpackage-utilsパッケージが必要です。
M-x package-install package-utils (初めてアップグレードする場合のみ) M-x package-utils-upgrade-by-name sunshine
設定 151015014130.sunshine.1.el(以下のコードと同一)
;;; API Key (APPID)をセットする (setq sunshine-appid "11111111111111111111111111111111") ;;; 摂氏温度で表示 (setq sunshine-units 'metric) ;;; 場所 (setq sunshine-location "Tokyo,Japan") ;;; 日付を英語表記 (setq system-time-locale "C")
実行方法
$ wget http://rubikitch.com/f/151015014130.sunshine.1.el $ emacs -Q -f package-initialize -l 151015014130.sunshine.1.el
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば嬉しいです。