ruby-hash-syntax 20141010.839(in MELPA)
Toggle ruby hash syntax between classic and 1.9 styles

概要

Ruby 1.9以降でHashの書き方が増えました。

以下のようにHashのキーがSymbolの場合、=>の代わりに:が使えます。

# 従来の書き方
{ :foo => 1, :bar => 2, :baz => 3,}
# Ruby 1.9以降使える書き方
{ foo: 1, bar: 2, baz: 3,}

好みの問題があるとは思いますが、
新記法の方が短くてかっこいいのではないでしょうか?

ruby-hash-syntax.el は、両者の記法を切り替えるEmacs Lispです。

元々 TextMate に存在する機能ですが、Emacsへ移植されました。

使い方はHashを C-M-SPC (mark-sexp) などでregionに設定してから、
M-x ruby-toggle-hash-syntax を実行します。

記法は自動判別するので、
旧記法→新記法、新記法→旧記法と
切り替えてくれます。

ただし、旧記法でキーがすべてSymbolでないとエラーになるので注意です。

autoloadされているので設定は不要です。

インストール

パッケージシステムを初めて使う人は
以下の設定を ~/.emacs.d/init.el の
先頭に加えてください。

(package-initialize)
(setq package-archives
      '(("gnu" . "http://elpa.gnu.org/packages/")
        ("melpa" . "http://melpa.org/packages/")
        ("org" . "http://orgmode.org/elpa/")))

初めてruby-hash-syntaxを使う方は
以下のコマンドを実行します。

M-x package-install ruby-hash-syntax

アップグレードする方は、
以下のコマンドでアップグレードしてください。
そのためにはpackage-utilsパッケージが必要です。

M-x package-install package-utils (初めてアップグレードする場合のみ)
M-x package-utils-upgrade-by-name ruby-hash-syntax


本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば嬉しいです。