reveal-next 20170101.1120(in MELPA)
Progressively reveal text after the cursor.

概要

あなたはプレゼンテーションするとき、
どんなツールを使いますか?

org-present
org-modeの見出し単位で
スライドを移動させています。

ここで紹介する reveal-next.el
また別のアプローチです。

  • カーソルの後の行・文字を隠し、
  • カーソルを移動させると徐々に見えるよう

にします。

使い方はとても簡単です!

  1. M-x reveal-next-mode を実行する
  2. するとカーソル位置から後ろの行が見えなくなる
  3. カーソルを下に移動すると次の行が見えるようになる
  4. 再び M-x reveal-next-mode を実行すると通常の表示に戻る

ただただ、
カーソルを下に下に移動させるだけで
プレゼンできてしまいます。

とにかく簡単で使えますので、
プレゼン資料を作ったら

  1. 標準の C-x C-+ ( text-scale-adjust )でフォントを大きくし
  2. M-x reveal-next-mode を実行する

だけです。

また M-x reveal-next-mode
マイナーモードですので、
他のメジャーモードと併用できます。

インストール

パッケージシステムを初めて使う人は
以下の設定を ~/.emacs.d/init.el の
先頭に加えてください。

(package-initialize)
(setq package-archives
      '(("gnu" . "http://elpa.gnu.org/packages/")
        ("melpa" . "http://melpa.org/packages/")
        ("org" . "http://orgmode.org/elpa/")))

初めてreveal-nextを使う方は
以下のコマンドを実行します。

M-x package-install reveal-next

アップグレードする方は、
以下のコマンドでアップグレードしてください。
そのためにはpackage-utilsパッケージが必要です。

M-x package-install package-utils (初めてアップグレードする場合のみ)
M-x package-utils-upgrade-by-name reveal-next

文字単位でもできる

M-x reveal-next-char/line
隠す単位を変更します。

デフォルトでは行ですが、実行すると
文字←→行
をトグルします。

20170115055919.png
Fig1: Cの位置でM-x reveal-next-modeを実行すると…

20170115055926.png
Fig2: 次の行から見えなくなる

20170115055930.png
Fig3: 下に移動すると、次の行が見えるようになる

20170115055959.png
Fig4: M-x reveal-next-char/lineで文字ごとに隠すようにもできる

20170115060001.png
Fig5: 右に移動すると次の文字が見えるようになる

本サイト内の関連パッケージ


本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば嬉しいです。