- org-multiple-keymap 20150328.1806(in MELPA)
- Set keymap to elements, such as timestamp and priority.
概要
よって、少しworf.el(レビュー) とかぶっています。
org-modeは 無数のキーバインド が登録されている化け物メジャーモードです。
操作を覚えるだけでも大変ですね。
org-multiple-keymap.el という小さいelispは、現時点において
タイムスタンプと優先度(プライオリティ)でショートカットキーが使えます。
主にpとnで切り替えられるようにします。
M-x org-multiple-keymap-minor-mode マイナーモードを有効にした時点で
orgバッファの解析が行われ、タイムスタンプと優先度がハイライトされ、
ショートカットキーが使えるようになります。
とはいえ3/15に登場したばかりの出来立てほやほやなので、
将来的にはソースブロックなど、他の要素に対応することでしょう。
タイムスタンプと優先度については対応していませんが、
の時点では対応するようになりました。
作者による日本語の解説ページはこちら
http://sheephead.homelinux.org/2015/03/15/7265/
http://sheephead.homelinux.org/2015/03/22/7272/
彼はsmartrep.el(hydraとの比較レビュー) を開発しており
キー操作についてはものすごいこだわりがあります。
現状でも見出しにおいては標準で Speed Keys があり、
さらにviライクに進化させた worf.el(レビュー) もあります。
Fig1: M-x org-multiple-keymap-minor-mode でタイムスタンプと優先度がハイライト
Fig2: 年の位置でnを押すと来年に
Fig3: タイムスタンプでP/Nで日単位の移動
Fig4: 優先度もp/nで切り替えられる
インストール
パッケージシステムを初めて使う人は
以下の設定を ~/.emacs.d/init.el の
先頭に加えてください。
(package-initialize) (setq package-archives '(("gnu" . "http://elpa.gnu.org/packages/") ("melpa" . "http://melpa.org/packages/") ("org" . "http://orgmode.org/elpa/")))
初めてorg-multiple-keymapを使う方は
以下のコマンドを実行します。
M-x package-install org-multiple-keymap
アップグレードする方は、
以下のコマンドでアップグレードしてください。
そのためにはpackage-utilsパッケージが必要です。
M-x package-install package-utils (初めてアップグレードする場合のみ) M-x package-utils-upgrade-by-name org-multiple-keymap
本サイト内の関連パッケージ
- hydra - Make bindings that stick around.
- worf - A warrior does not press so many keys! (in org-mode)
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば嬉しいです。