- omni-kill 20150526.2349(in MELPA)
- Kill all the things
概要
omni-kill.el は thing-at-point に基く編集コマンドたちを定義しています。
thing-at-pointは現在位置のthingを取得する関数です。
thingは以下のものがあります。
- symbol (s)
- list
- sexp (S)
- defun (d)
- filename (f)
- url (u)
- email (e)
- word (w)
- sentence (p)
- whitespace (W)
- line (l)
- number (n)
- page (P)
M-x omni-select 、 M-x omni-kill 、
M-x omni-copy 、 M-x omni-delete は
それぞれ、頭文字(括弧で示した文字)を指定されたthingを
マーク、キル、コピー、削除します。
たとえばM-x omni-select eでカーソル位置のemailをコピーします。
一方、omni-(select|kill|copy|delete)-THINGというコマンド群も定義されており、
M-x omni-delete-url は現在のURLを削除します。
word/sexp/defunについては標準コマンドがあるので、
わざわざ使う必要がないでしょう。
emailとurlとfilenameについては
1ストロークのキーが余っていればそれなりに便利に使えます。
インストール
パッケージシステムを初めて使う人は
以下の設定を ~/.emacs.d/init.el の
先頭に加えてください。
(package-initialize) (setq package-archives '(("gnu" . "http://elpa.gnu.org/packages/") ("melpa" . "http://melpa.org/packages/") ("org" . "http://orgmode.org/elpa/")))
初めてomni-killを使う方は
以下のコマンドを実行します。
M-x package-install omni-kill
アップグレードする方は、
以下のコマンドでアップグレードしてください。
そのためにはpackage-utilsパッケージが必要です。
M-x package-install package-utils (初めてアップグレードする場合のみ) M-x package-utils-upgrade-by-name omni-kill
本サイト内の関連パッケージ
- edit-at-point - edit(copy,cut..) current things(word,symbol..) under cursor
- easy-kill - kill & mark things easily
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば嬉しいです。