- highlight-thing 20170207.2239(in MELPA)
- Minimalistic minor mode to highlight current thing under point.
概要
カーソル位置のシンボルをハイライトするelispは、
auto-highlight-symbol.el や highlight-symbol.el があります。
ここで新しい実装が登場しました。
highlight-thing.el は、名前の通りシンボル以外のものもハイライトできます。
しかも外部パッケージに一切依存せず、標準パッケージのみを使っています。
そのため、コードは100行以内ととても短く、コードの見通しが良いです。
highlight-thing.elの特徴は、
thing-at-point 関数が受け取るthingをならばなんでもハイライトできます。
しかも現在のdefun内のみにハイライトを限定できるのも嬉しいです。
Fig1: シンボルをハイライト
Fig2: 現在の関数内にハイライトを限定できる
インストール
パッケージシステムを初めて使う人は
以下の設定を ~/.emacs.d/init.el の
先頭に加えてください。
(package-initialize) (setq package-archives '(("gnu" . "http://elpa.gnu.org/packages/") ("melpa" . "http://melpa.org/packages/") ("org" . "http://orgmode.org/elpa/")))
初めてhighlight-thingを使う方は
以下のコマンドを実行します。
M-x package-install highlight-thing
アップグレードする方は、
以下のコマンドでアップグレードしてください。
そのためにはpackage-utilsパッケージが必要です。
M-x package-install package-utils (初めてアップグレードする場合のみ) M-x package-utils-upgrade-by-name highlight-thing
ローカル・グローバルマイナーモード化&バグ修正
レビュー記事を上げた時点では
M-x highlight-thing-mode はグローバルマイナーモードでしたが、
今回の更新により、ローカルマイナーモード化されました。
グローバル版は M-x global-highlight-thing-mode になりました。
また、 highlight-thing-limit-to-defun 周りのバグも修正されました。
迅速に対応に感謝です。
設定 50highlight-thing.el(以下のコードと同一)
#+BEGIN_SRC fundamental
実行方法
$ wget http://rubikitch.com/f/50highlight-thing.el $ emacs -Q -f package-initialize -l 50highlight-thing.el
本サイト内の関連パッケージ
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば嬉しいです。