helm-proc 20161005.2005(in MELPA)
Helm interface for managing system processes

概要

helm-process.el はhelmインターフェースで起動中のプロセスを操作します。
エントリポイントはM-x helm-procのみで、起動して起動中のコマンド名を2文字以上入力すると、そのリストが出てきます。
入力はそのまま「pgrep -f」に渡されますので、helm固有の絞り込み検索はできません。

対象のプロセスを選択し、TABを押せばいろいろな操作ができます。
用意されているアクションは以下になります。

  • TERMシグナルを送信する (C-c t)
  • PIDをコピーする
  • TERMを送信し、終了しない場合は10秒後にKILLを送信する (C-c p)
  • KILLシグナルを送信する (C-c k)
  • STOPシグナルを送信する (C-c s)
  • CONTシグナルを送信する (C-c c)
  • 対象プロセスの/procディレクトリを開く
  • strace を実行する
  • 開いたファイルを一覧する (lsof)
  • gdbを実行する

20161006145459.png
Fig1: M-x helm-proc fire

インストール

パッケージシステムを初めて使う人は
以下の設定を ~/.emacs.d/init.el の
先頭に加えてください。

(package-initialize)
(setq package-archives
      '(("gnu" . "http://elpa.gnu.org/packages/")
        ("melpa" . "http://melpa.org/packages/")
        ("org" . "http://orgmode.org/elpa/")))

初めてhelm-procを使う方は
以下のコマンドを実行します。

M-x package-install helm-proc

アップグレードする方は、
以下のコマンドでアップグレードしてください。
そのためにはpackage-utilsパッケージが必要です。

M-x package-install package-utils (初めてアップグレードする場合のみ)
M-x package-utils-upgrade-by-name helm-proc


本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば嬉しいです。