- guide-key 20150107.2235(in MELPA)
- Guide the following key bindings automatically and dynamically
概要
which-key.elがguide-key.elの改良版です
guide-key.elはプレフィクスキーの次のキー操作を
ポップアップで教えてくれるEmacs Lispです。
Emacsには無数にキーが定義されていて、すべてを把握することはほぼ不可能です。
そこで、プレフィクスキーまで押しても次なんだったかな…
と思うことはよくありますね。
特にC-x rのregister/rectangle系はものすごい多いです。
これを救ってくれるのがguide-key.elなのです。
メジャーモードやマイナーモードにも対応していて、
たとえば org-mode のC-c C-xでも問題ありません。
これを使わないとわざわざ<f1> bなどで
キーバインドを調べる必要があって面倒です。
一定時間(デフォルトで1秒)以内に操作すればポップアップしないので、
毎回ポップアップされる煩わしさはありません。
one-key.elを使っている人は乗り換えてみてはいかがでしょうか?
helm-descbinds.el と組み合わせると
キーバインドに悩むことはなくなるでしょう。
インストール
パッケージシステムを初めて使う人は
以下の設定を ~/.emacs.d/init.el の
先頭に加えてください。
(package-initialize) (setq package-archives '(("gnu" . "http://elpa.gnu.org/packages/") ("melpa" . "http://melpa.org/packages/") ("org" . "http://orgmode.org/elpa/")))
初めてguide-keyを使う方は
以下のコマンドを実行します。
M-x package-install guide-key
アップグレードする方は、
以下のコマンドでアップグレードしてください。
そのためにはpackage-utilsパッケージが必要です。
M-x package-install package-utils (初めてアップグレードする場合のみ) M-x package-utils-upgrade-by-name guide-key
設定 140830063637.guide-key.el(以下のコードと同一)
(require 'guide-key) ;;; guilde-keyを発動させるプレフィクスキー (setq guide-key/guide-key-sequence '("C-x r" "C-x 4" ;global ;; org-modeではC-c C-xも対象にする (org-mode "C-c C-x") ;; outline-minor-modeではC-c @も対象にする (outline-minor-mode "C-c @"))) ;;; コマンド名にこれらが含まれている場合はハイライトされる (setq guide-key/highlight-command-regexp "rectangle\\|register\\|org-clock") ;;; 1秒後にポップアップされる(デフォルト) ;;; つまり1秒以内に操作すればポップアップされずに実行される (setq guide-key/idle-delay 1.0) ;;; 下部にキー一覧を表示させる(デフォルトはright) (setq guide-key/popup-window-position 'bottom) ;;; 文字の大きさを変更する(正の数で大きく、負の数で小さく) (setq guide-key/text-scale-amount -2) ;;; 有効にする (guide-key-mode 1)
実行方法
$ wget http://rubikitch.com/f/140830063637.guide-key.el $ emacs -Q -f package-initialize -l 140830063637.guide-key.el
Fig1: C-x 4
Fig2: C-x r
本サイト内の関連パッケージ
- org - Outline-based notes management and organizer
- helm-descbinds - A convenient `describe-bindings' with `helm'
- which-key - Display available keybindings in popup
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば嬉しいです。