- centered-cursor-mode 20151001.634(in MELPA)
- cursor stays vertically centered
概要
Emacsを使っていて、カーソル位置を見失うことがよくありますね。
その解決策として、現在行をハイライトさせる M-x global-hl-line-mode や
M-x scroll-lock-mode でカーソル移動の際に現在行の画面内での位置を
固定するやり方があります。
この centered-cursor-mode.el は、 scroll-lock.el を強化させます。
scroll-lock-modeは有効にした時点の画面内の現在行の位置をキープするのですが、
isearchで位置がずれてしまう欠点があります。
M-x centered-cursor-mode は
- カーソル上下移動
- マウスホイールでのスクロール
- 通常のスクロール
- isearch
などあらゆる場面で現在行を画面中央に表示するようにする
ローカルマイナーモードです。
グローバル版 M-x global-centered-cursor-mode もあります。
変数 ccm-vpos-init で固定する行を画面上部からの行数で指定できます。
もしかしたら、目線を上下に動かさずに文章が読めるので
速読に役立つかもしれません?
Fig1: この位置でC-nで下の行に移動しても
Fig2: 画面内のカーソル位置は保たれる
インストール
パッケージシステムを初めて使う人は
以下の設定を ~/.emacs.d/init.el の
先頭に加えてください。
(package-initialize) (setq package-archives '(("gnu" . "http://elpa.gnu.org/packages/") ("melpa" . "http://melpa.org/packages/") ("org" . "http://orgmode.org/elpa/")))
初めてcentered-cursor-modeを使う方は
以下のコマンドを実行します。
M-x package-install centered-cursor-mode
アップグレードする方は、
以下のコマンドでアップグレードしてください。
そのためにはpackage-utilsパッケージが必要です。
M-x package-install package-utils (初めてアップグレードする場合のみ) M-x package-utils-upgrade-by-name centered-cursor-mode
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば嬉しいです。