- beacon 20170404.906(in MELPA)
- Highlight the cursor whenever the window scrolls
概要
Emacsのカーソル位置ってたまに迷子になりませんか?
hl-line-modeで十分…そうですか、はい(笑)
カーソル位置が迷子になるのは、たいていスクロールやバッファ切り替えではありませんか?
そこで、beacon.elはhl-line-modeとは違って行をアニメーションさせる形で現在行とカーソルをわかりやすく表現します。
beaconとは灯台という意味です。
Fig1: 本家スクリーンショット
M-x customize-group beacon で細かくカスタマイズができます。
- beaconの見た目は変数 beacon-size と beacon-color で設定できます。
- 光る時間は変数 beacon-blink-duration と beacon-blink-delay で設定できます。
- いつbeaconが光るかは変数 beacon-blink-when-window-scrolls と beacon-blink-when-window-changes と beacon-blink-when-point-moves で設定できます。
- 特定の状況で光らないようにするには変数 beacon-dont-blink-major-modes と beacon-dont-blink-predicates と beacon-dont-blink-commands で設定します。
- 特定のバッファを光らなくするには (setq-local beacon-mode nil) と設定します。
- カーソルを長距離移動させたとき、beaconはmarkします。 変数 beacon-push-mark をカスタマイズしてください。
インストール
パッケージシステムを初めて使う人は
以下の設定を ~/.emacs.d/init.el の
先頭に加えてください。
(package-initialize) (setq package-archives '(("gnu" . "http://elpa.gnu.org/packages/") ("melpa" . "http://melpa.org/packages/") ("org" . "http://orgmode.org/elpa/")))
初めてbeaconを使う方は
以下のコマンドを実行します。
M-x package-install beacon
アップグレードする方は、
以下のコマンドでアップグレードしてください。
そのためにはpackage-utilsパッケージが必要です。
M-x package-install package-utils (初めてアップグレードする場合のみ) M-x package-utils-upgrade-by-name beacon
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば嬉しいです。