real-auto-save 20150701.815(in MELPA)
Automatically save your all your buffers/files at regular intervals.

概要

あなたは 保存 をし忘れてデータを消し飛ばし
悲鳴を上げたことありますか?

保存のし忘れは一般には不注意と言われていますが、
Emacsにおいてはそれは成り立ちません。

この real-auto-save.el を使ってしまえば
勝手に保存してくれるようになり、
保存し忘れたからデータが飛んだ!
という事故とは未来永劫おさらばできます。

これは以前紹介したauto-save-buffers-enhanced.el
マイナーモードによる実装と考えてください。

コードの行数は70行弱ととても短いので
タイマーマイナーモード のいい教材になります。

コード自体平易に書かれているので、
elisp初級者でも無理なく読めます。

本設定では find-file-hook にて real-auto-save-mode
有効にしているので、全ファイルバッファが対象です。

ソースコードのみ適用したい場合は、
prog-mode-hook に設定してください。

backup-each-save.el(レビュー) と併用すると、
上書きや間違って大量のregionを消し飛ばすなどの
事故によるデータ消失も回避できるので、鉄璧になります!

インストール

パッケージシステムを初めて使う人は
以下の設定を ~/.emacs.d/init.el の
先頭に加えてください。

(package-initialize)
(setq package-archives
      '(("gnu" . "http://elpa.gnu.org/packages/")
        ("melpa" . "http://melpa.org/packages/")
        ("org" . "http://orgmode.org/elpa/")))

初めてreal-auto-saveを使う方は
以下のコマンドを実行します。

M-x package-install real-auto-save

アップグレードする方は、
以下のコマンドでアップグレードしてください。
そのためにはpackage-utilsパッケージが必要です。

M-x package-install package-utils (初めてアップグレードする場合のみ)
M-x package-utils-upgrade-by-name real-auto-save

設定 150203045230.real-auto-save.1.el(以下のコードと同一)

(require 'real-auto-save)
(setq real-auto-save-interval 3)        ;3秒後に自動保存
;; (add-hook 'prog-mode-hook 'real-auto-save-mode)
(add-hook 'find-file-hook 'real-auto-save-mode)

実行方法

$ wget http://rubikitch.com/f/150203045230.real-auto-save.1.el
$ emacs -Q -f package-initialize -l 150203045230.real-auto-save.1.el

本サイト内の関連パッケージ


本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば嬉しいです。