org-mode は文章の中にソースコードを埋め込むことができます。
その機能のことを org-babel といいますが、
org-babelの中で埋め込むソースコードを管理する方法は
大きく分けて3つあります。
そのうち2つの方法はソースコードを別のファイルに書いて、
文書の中にファイル名指定で埋め込む方法です。
これらの方法ならば、ソースコード単体でテストや実行ができるので楽です。
間違ってもソースコードを文書にコピペしてはいけませんよ!
そうするとソースコードを変更したときに
文書に変更が反映されませんから…
DRY原則 はソースコードのみならず、文書にも適用すべき事柄です。
今回のメルマガはorg文書に埋め込んだソースコードを
文書内の別な部分で再利用する方法を紹介します。
具体例として、 org-mode + gnuplot で色々なグラフを描く文書を作成します。
もちろんグラフの画像はEmacsでインライン画像として表示できます。
orgフォーマットはEmacsユーザにとっては最も可用性が高い と考えています。
この方法を応用すれば、ソースコード・画像が含まれる
文書やサイトを作ることがとても簡単になります。
Emacsの可能性を感じてください。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば嬉しいです。