lacarte 20170307.837(in MELPA)
Execute menu items as commands, with completion.

概要

Emacsでも他のアプリケーションのようにメニューバーがあります。
主なコマンドをメニュー選択できるの便利です。
しかし、それを操作するにはマウスを使う必要があります。
Emacsユーザならば lacarte.el を使ってキーボードで操作しましょう。

M-x lacarte-execute-menu-command はメニューをEmacsの補完インターフェースで選択します。
確かにキーボードで操作できますが、何度もTABを押す必要があって面倒です。

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Fig1: M-x lacarte-execute-menu-command →fiと入力

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Fig2: TAB補完

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Fig3: もう一度TABを押してメニューを一覧する

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Fig4: openと入力してTAB

20160103181933.png
Fig5: fiと入力してTAB

20160103181935.png
Fig6: 選択すればM-x find-fileを実行

そこでhelmをインストールして helm-mode を有効にすれば一覧できる上、一発で選択できます。
作者は同じ作者によるiciclesをインストールすればいいと言っていますが、やはりhelmにはかなわないでしょう。

20160103181953.png
Fig7: helmなら一発!

インストール

パッケージシステムを初めて使う人は
以下の設定を ~/.emacs.d/init.el の
先頭に加えてください。

(package-initialize)
(setq package-archives
      '(("gnu" . "http://elpa.gnu.org/packages/")
        ("melpa" . "http://melpa.org/packages/")
        ("org" . "http://orgmode.org/elpa/")))

初めてlacarteを使う方は
以下のコマンドを実行します。

M-x package-install lacarte

アップグレードする方は、
以下のコマンドでアップグレードしてください。
そのためにはpackage-utilsパッケージが必要です。

M-x package-install package-utils (初めてアップグレードする場合のみ)
M-x package-utils-upgrade-by-name lacarte

本サイト内の関連パッケージ


本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば嬉しいです。