jg-quicknav 20160216.2035(in MELPA)
Quickly navigate the file system to find a file.

概要

<2015-02-18 Wed> trampをrequireしなくても動くようになりました。

jg-quicknav.elidolusty-explorer.el(レビュー)
anything.elhelm で満足できなかった人が
M-x helm-find-files っぽいのを自分でこしらえたものです。

C-x C-f をそのまま置き換えて使います。

  • RET: そのファイルを開く、ディレクトリの場合は潜る
  • C-,: 親ディレクトリへ戻る
  • C-.: ディレクトリ履歴を戻る
  • C-/: そのディレクトリのdiredを開く
  • C-o: ミニバッファに入力されたファイルを新規作成
  • C-d: shell-modeにて表示されているディレクトリへcdする

コードを読んだところ、シェルを/bin/bashにして「ls -1AF」を
呼んでいるのでUnix系OS向きです。

Cygwinならば動くかもしれませんが、
おそらくnativeなWindowsでは動きません。

動作はけっこう重く、現時点ではスクロールができず、
jg-quicknavを開いたバッファを保存していないので
C-dも動いてくれません。

まだまだ開発が必要と感じました。

「anythingやhelmで満足できなかった」ということで試用しましたが、
anythingでもキーマップやミニバッファの内容が指定できることを
知らなかったのでしょうか?

使い勝手や機能面を考えれば helm-find-files の方がよいでしょう。

helmアンチでしたら、むしろlusty-explorerを拡張した方が
よかったと思います。

lusty-explorerでもC-d(壊れているけど)以外は使えますから。

インストール

パッケージシステムを初めて使う人は
以下の設定を ~/.emacs.d/init.el の
先頭に加えてください。

(package-initialize)
(setq package-archives
      '(("gnu" . "http://elpa.gnu.org/packages/")
        ("melpa" . "http://melpa.org/packages/")
        ("org" . "http://orgmode.org/elpa/")))

初めてjg-quicknavを使う方は
以下のコマンドを実行します。

M-x package-install jg-quicknav

アップグレードする方は、
以下のコマンドでアップグレードしてください。
そのためにはpackage-utilsパッケージが必要です。

M-x package-install package-utils (初めてアップグレードする場合のみ)
M-x package-utils-upgrade-by-name jg-quicknav

設定 150217082028.jg-quicknav.el(以下のコードと同一)

(global-set-key (kbd "C-x C-f") 'jg-quicknav)

実行方法

$ wget http://rubikitch.com/f/150217082028.jg-quicknav.el
$ emacs -Q -f package-initialize -l 150217082028.jg-quicknav.el

20150217085018.png
Fig1: こんな感じであいまいマッチにも対応

本サイト内の関連パッケージ


本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば嬉しいです。