ido-at-point 20151021.57(in MELPA)
ido-style completion-at-point

概要

ido-at-point.el は、シンボル補完(M-TAB)をidoで行うものです。

通常のEmacsの補完は古めかしくて使い勝手がいまいちですが、
migemoが絡まない補完ではあいまいマッチで絞り込めるidoが
かなり使いやすいと思います。

Emacs Lispプログラミングのお供に。

20150729011959.png
Fig1: ここでM-TABを押すと補完候補がido選択できるようになる

20150729012005.png
Fig2: 絞り込んで…

20150729012009.png
Fig3: RETで確定!

インストール

パッケージシステムを初めて使う人は
以下の設定を ~/.emacs.d/init.el の
先頭に加えてください。

(package-initialize)
(setq package-archives
      '(("gnu" . "http://elpa.gnu.org/packages/")
        ("melpa" . "http://melpa.org/packages/")
        ("org" . "http://orgmode.org/elpa/")))

初めてido-at-pointを使う方は
以下のコマンドを実行します。

M-x package-install ido-at-point

アップグレードする方は、
以下のコマンドでアップグレードしてください。
そのためにはpackage-utilsパッケージが必要です。

M-x package-install package-utils (初めてアップグレードする場合のみ)
M-x package-utils-upgrade-by-name ido-at-point

設定 150729011240.el(以下のコードと同一)

(ido-at-point-mode 1)
(setq ido-enable-flex-matching t)

もしhelmで補完したければ以下の設定を書き加えてください。

僕はidoのままの方が使いやすいと思います。

(require 'helm-mode)
(defun ido-at-point-read (choices common)
  (helm-comp-read "" choices
                  :initial-input common
                  :must-match t))

実行方法

$ wget http://rubikitch.com/f/150729011240.el
$ emacs -Q -f package-initialize -l 150729011240.el

本サイト内の関連パッケージ


本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば嬉しいです。