- highlight-numbers 20160717.1228(in MELPA)
- Highlight numbers in source code
概要
プログラム内に書かれた、
プログラマ本人にしかわからない数字を
マジックナンバーといいます。
マジックナンバーは
他人または未来の自分がコードを読むときに、
プログラムの理解を困難にさせるものです。
一般に、マジックナンバーは避けるべきです。
なぜなら、複数箇所に
同じ数値が書かれている場合、
その数値を変更する場合は
すべてを変更する必要があるからです。
たとえば、税込価格を計算するために
数式に直接 1.08 と書いたら、
それはマジックナンバーです。
将来消費税率10%になったときに
1.1 に書き換える必要があるからです。
マジックナンバーを阻止するためには、
数値をハイライトするのがいいです。
そこで、 highlight-numbers.el
が役立ちます。
マイナーモード M-x highlight-numbers-mode
を有効にすると、
数値をハイライトします。
プログラミング言語固有の
数値リテラルにも対応しています。
- c-mode
- c++-mode
- emacs-lisp-mode
- clojure-mode
以上のメジャーモードと派生モードでは、
言語固有のハイライトを行ないます。
たとえば、lisp-interaction-modeは
emacs-lisp-modeの派生モードですので、
emacs-lisp-modeの数値リテラルをハイライトします。
Fig1: before
Fig2: after
インストール
パッケージシステムを初めて使う人は
以下の設定を ~/.emacs.d/init.el の
先頭に加えてください。
(package-initialize) (setq package-archives '(("gnu" . "http://elpa.gnu.org/packages/") ("melpa" . "http://melpa.org/packages/") ("org" . "http://orgmode.org/elpa/")))
初めてhighlight-numbersを使う方は
以下のコマンドを実行します。
M-x package-install highlight-numbers
アップグレードする方は、
以下のコマンドでアップグレードしてください。
そのためにはpackage-utilsパッケージが必要です。
M-x package-install package-utils (初めてアップグレードする場合のみ) M-x package-utils-upgrade-by-name highlight-numbers
本サイト内の関連パッケージ
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば嬉しいです。