eyebrowse 20170318.1418(in MELPA)
Easy window config switching

概要

ウィンドウ構成を切替えるパッケージといえば
windows.elやelscreen.el(レビュー) が有名ですが、
この eyebrowse.el も同系統のものです。

マイナーモードeyebrowse-modeを有効にしたら
「¬_¬」とモードラインに表示され、
機能が使えるようになります。

デフォルトではC-c C-wがプレフィクスキーになっていますが、
これはメジャーモードで使われる可能性があるので規約違反です。

本設定ではプレフィクスキーをC-c wに変更しています。

C-c w 0〜C-c w 9で番号に対応するウィンドウ構成を切替え、
C-M-,とC-M-.で前後に切替えられるようにしました。

20150728034832.png
Fig1: マイナーモード有効になり、ウィンドウ構成を切替えられる

インストール

パッケージシステムを初めて使う人は
以下の設定を ~/.emacs.d/init.el の
先頭に加えてください。

(package-initialize)
(setq package-archives
      '(("gnu" . "http://elpa.gnu.org/packages/")
        ("melpa" . "http://melpa.org/packages/")
        ("org" . "http://orgmode.org/elpa/")))

初めてeyebrowseを使う方は
以下のコマンドを実行します。

M-x package-install eyebrowse

アップグレードする方は、
以下のコマンドでアップグレードしてください。
そのためにはpackage-utilsパッケージが必要です。

M-x package-install package-utils (初めてアップグレードする場合のみ)
M-x package-utils-upgrade-by-name eyebrowse

設定 150728033129.eyebrowse.el(以下のコードと同一)

;;; eyebrowse-modeの前にプレフィクスキーを指定する!
(setq eyebrowse-keymap-prefix (kbd "C-c w"))
;;; キーバインドを有効にする
(eyebrowse-mode 1)
;;; 新しくキーバインドを設定するにはeyebrowse-modeの後に書く
;;; C-M-.とC-M-,で前後のウィンドウ構成, C-c w dでウィンドウ構成削除
(define-key eyebrowse-mode-map (kbd "C-M-.") 'eyebrowse-next-window-config)
(define-key eyebrowse-mode-map (kbd "C-M-,") 'eyebrowse-prev-window-config)
(define-key eyebrowse-mode-map (kbd "C-c w d") 'eyebrowse-close-window-config)

実行方法

本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば嬉しいです。