drag-stuff 20161107.2349(in MELPA)
Drag stuff (lines, words, region, etc...) around

概要

drag-stuff.el は、行、region、単語を矢印キーで移動します。

org-modeでM-up/M-downすると段落やサブツリーを移動しますが、
それと似たようなものです。

デフォルトではMetaキーを押しながら上下左右キーに設定されていますが、
それだとメジャーモードと干渉するのでここではMeta+Shiftに設定しておきます。

たとえば文章を書いているときに、文の順序を入れ替えたりするときに便利でしょう。

類似品にsmart-shift.el(レビュー) がありますが、
そちらはC-cを押したら放して上下左右と操作します。

20150721125401.png
Fig1: この状態から

20150721125409.png
Fig2: M-S-downで行をずらす

インストール

パッケージシステムを初めて使う人は
以下の設定を ~/.emacs.d/init.el の
先頭に加えてください。

(package-initialize)
(setq package-archives
      '(("gnu" . "http://elpa.gnu.org/packages/")
        ("melpa" . "http://melpa.org/packages/")
        ("org" . "http://orgmode.org/elpa/")))

初めてdrag-stuffを使う方は
以下のコマンドを実行します。

M-x package-install drag-stuff

アップグレードする方は、
以下のコマンドでアップグレードしてください。
そのためにはpackage-utilsパッケージが必要です。

M-x package-install package-utils (初めてアップグレードする場合のみ)
M-x package-utils-upgrade-by-name drag-stuff

設定 150721125140.drag-stuff.el(以下のコードと同一)

(setq drag-stuff-modifier '(meta shift))
(drag-stuff-global-mode t)

実行方法

$ wget http://rubikitch.com/f/150721125140.drag-stuff.el
$ emacs -Q -f package-initialize -l 150721125140.drag-stuff.el

本サイト内の関連パッケージ


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