dired-toggle-sudo 20151109.206(in MELPA)
Browse directory with sudo privileges.

概要

dired-toggle-sudo.el を使えばsudo状態でdiredを開くことができます。
一般ユーザでは見られないディレクトリやファイルを開くときにとても便利です。
trampを使って /sudo:root@hostname:dir で開けばいいのですが、覚えにくいのでC-c C-s (M-x dired-toggle-sudo)で一般ユーザ→sudoの切替えをした方がよいでしょう。
toggleと名乗っているように、sudo状態から通常の一般ユーザでのdiredへも切替えられます。
わざわざrootで慣れないviを起動しなくても、いつものEmacsでシステムファイルを編集できるのは嬉しいのではないでしょうか。

インストール

パッケージシステムを初めて使う人は
以下の設定を ~/.emacs.d/init.el の
先頭に加えてください。

(package-initialize)
(setq package-archives
      '(("gnu" . "http://elpa.gnu.org/packages/")
        ("melpa" . "http://melpa.org/packages/")
        ("org" . "http://orgmode.org/elpa/")))

初めてdired-toggle-sudoを使う方は
以下のコマンドを実行します。

M-x package-install dired-toggle-sudo

アップグレードする方は、
以下のコマンドでアップグレードしてください。
そのためにはpackage-utilsパッケージが必要です。

M-x package-install package-utils (初めてアップグレードする場合のみ)
M-x package-utils-upgrade-by-name dired-toggle-sudo

設定 151107124324.dired-toggle-sudo.el(以下のコードと同一)

(with-eval-after-load 'dired
  (define-key dired-mode-map (kbd "C-c C-s") 'dired-toggle-sudo))
(with-eval-after-load 'tramp
  ;; Allow to use: /sudo:user@host:/path/to/file
  (add-to-list 'tramp-default-proxies-alist
               '(".*" "\\`.+\\'" "/ssh:%h:")))

実行方法

$ wget http://rubikitch.com/f/151107124324.dired-toggle-sudo.el
$ emacs -Q -f package-initialize -l 151107124324.dired-toggle-sudo.el

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本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば嬉しいです。