- bool-flip 20161215.739(in MELPA)
- flip the boolean under the point
概要
bool-flip.elは、
M-x bool-flip-do-flip
という
コマンドのみを提供しています。
カーソル位置の真偽値を
反転させるコマンドです。
多くの言語に対応していて、
汎用的です。
デフォルトでは
以下の真偽値に対応しています。
bool-flip.elより抜き出し。
(defcustom bool-flip-alist '(("T" . "F") ("t" . "f") ("TRUE" . "FALSE") ("True" . "False") ("true" . "false") ("Y" . "N") ("y" . "n") ("YES" . "NO") ("Yes" . "No") ("yes" . "no") ("1" . "0")) ...)
たとえば、
FALSEの位置に
カーソルがあるときに、
M-x bool-flip-do-flip
を実行すると、
TRUEになります。
本設定では
Emacs Lispのt/nilに
対応させるために、
emacs-lisp-mode-hook
を
加えています。
Fig1: この状態でM-x bool-flip-do-flipすると
Fig2: nilに変わる。再実行でtになる。
ソースコードは
30行少々と短いですので、
挙動を理解するのは
難しくありません。
インストール
パッケージシステムを初めて使う人は
以下の設定を ~/.emacs.d/init.el の
先頭に加えてください。
(package-initialize) (setq package-archives '(("gnu" . "http://elpa.gnu.org/packages/") ("melpa" . "http://melpa.org/packages/") ("org" . "http://orgmode.org/elpa/")))
初めてbool-flipを使う方は
以下のコマンドを実行します。
M-x package-install bool-flip
アップグレードする方は、
以下のコマンドでアップグレードしてください。
そのためにはpackage-utilsパッケージが必要です。
M-x package-install package-utils (初めてアップグレードする場合のみ) M-x package-utils-upgrade-by-name bool-flip
設定 170107073133.bool-flip.el(以下のコードと同一)
;;; Emacs Lisp用にt/nilを入れ替えられるようにする (require 'bool-flip) (defun emacs-lisp-mode-hook--t-nil () (make-local-variable 'bool-flip-alist) (push '("t" . "nil") bool-flip-alist)) (add-hook 'emacs-lisp-mode-hook 'emacs-lisp-mode-hook--t-nil)
実行方法
$ wget http://rubikitch.com/f/170107073133.bool-flip.el $ emacs -Q -f package-initialize -l 170107073133.bool-flip.el
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば嬉しいです。