emoji-cheat-sheet-plus 20150617.631(in MELPA)
emoji-cheat-sheet for emacs

概要

emoji-cheat-sheet-plus.el は絵文字を選択・入力・表示するelispです。
emojify.el(レビュー)では絵文字の表示のみでしたが、これは入力もサポートしています。

絵文字を使うには絵文字用のコード(「:eyes:」など)を入力する必要がありますが、覚えるのは困難です。
そのため絵文字リストから選択するのが現実的です。
そのインターフェースは2つ用意しています。

  • M-x emoji-cheat-sheet-plus-buffer で*emoji*バッファから選択
  • M-x emoji-cheat-sheet-plus-insert でhelmインターフェースで入力

使える絵文字全体を見たかったり絵文字に慣れていない人は前者を、絵文字コードに少し慣れてきて確認しながら入力したければ後者を使いましょう。

また、 emoji-cheat-sheet-plus-display-mode マイナーモードは emoji-mode 同様絵文字を画像表示します。
前者は絵文字コードすべてを絵文字画像として表示しますが、後者はソースコード内においては文字列リテラルのみ絵文字を画像表示します。
こちらの方が単純な実装です。

20151117040904.png
Fig1: M-x emoji-cheat-sheet-plus-buffer (RETでkill-ring入り)

20151117040929.png
Fig2: M-x emoji-cheat-sheet-plus-insertで候補表示

20151117040936.png
Fig3: RETで選択し入力

20151117040943.png
Fig4: M-x emoji-cheat-sheet-plus-display-modeで絵文字を画像表示

インストール

パッケージシステムを初めて使う人は
以下の設定を ~/.emacs.d/init.el の
先頭に加えてください。

(package-initialize)
(setq package-archives
      '(("gnu" . "http://elpa.gnu.org/packages/")
        ("melpa" . "http://melpa.org/packages/")
        ("org" . "http://orgmode.org/elpa/")))

初めてemoji-cheat-sheet-plusを使う方は
以下のコマンドを実行します。

M-x package-install emoji-cheat-sheet-plus

アップグレードする方は、
以下のコマンドでアップグレードしてください。
そのためにはpackage-utilsパッケージが必要です。

M-x package-install package-utils (初めてアップグレードする場合のみ)
M-x package-utils-upgrade-by-name emoji-cheat-sheet-plus

設定 151117040736.emoji-cheat-sheet-plus.el(以下のコードと同一)

;;; markdownにおいて絵文字を画像表示する
(add-hook 'markdown-mode-hook 'emoji-cheat-sheet-plus-display-mode)

実行方法

$ wget http://rubikitch.com/f/151117040736.emoji-cheat-sheet-plus.el
$ emacs -Q -f package-initialize -l 151117040736.emoji-cheat-sheet-plus.el

本サイト内の関連パッケージ


本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば嬉しいです。