http://nagayasu-shinya.com/emacs-confirm-kill-emacs/

ご存知の通りEmacs のファイル保存のコマンドはC-x C-s です。また、終了コマンドは C-x C-c です。このせいで、Emacs使いなら一度は経験があるのではと思うミスが「ファイルを保存しようとしたらうっかりEmacsを終了してしまった」というやつです。キーボードのxとsとcが近すぎるゆえに起こる不幸……C-x C-s とタイプしたつもりが C-x C-c とタイプミスしてしまうというかなしい事故。

変更をしたけど未保存状態のファイルがある場合は Emacs が「本当に終了してええの?変更した未保存のファイルあるけど?」と聞いてくれますが、それがない場合はそのまま終了してしまいます。scratch バッファを使っている場合なども無慈悲に終了してしまい、泣きそうになります。

るびきち塾塾生の永安さんの人気ページからです。

僕はもうひとつの方法を提案します。

ここであなたに質問です。

そもそもEmacsを終了することって多いですか?
基本的に一度立ち上げたらずっとひきこもって使うのがEmacsではないでしょうか。

そもそもめったにEmacsを終了しないのであれば
C-x C-cのキー割り当てを外してしまうことを提案します。

C-x C-cは save-buffers-kill-emacs という長いコマンドですので、
いざ終了するときにM-x save-buffers-kill-emacsと打ち込むのは面倒ですよね。

それならばM-x exitで終了できるように別名をつけてあげると、終了するときは楽です。

C-x C-cには別なコマンドを割り当てれば幸せになれます。

(global-unset-key (kbd "C-x C-c"))
(defalias 'exit 'save-buffers-kill-emacs)
;;; なんでもいいよ
;; (global-set-key (kbd "C-x C-c") 'some-command)

本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば嬉しいです。