eros 20161221.826(in MELPA)
Evaluation Result OverlayS for Emacs Lisp

概要

C-x C-e ( eval-last-sexp )や
C-M-x ( eval-defun ) は
Emacs Lisp式を評価して
ミニバッファに結果を表示します。

目線の移動に敏感な人は、
カーソル位置から画面最下部まで
目線を移動するよりも、
カーソル行に結果を表示してほしいでしょう。

それを実現するのが eros.el です。

erosとは
Evaluation Result OverlayS for Emacs Lisp
の略です。

グローバルマイナーモード
eros-mode を有効にすれば、

  • eval-defun → eros-eval-defun
  • eval-last-sexp → eros-eval-last-sexp

のリマップが行われます。

20170204082838.png
Fig1: C-x C-eでカーソルの右側にも結果が表示される

helm/anything補完よりも
auto-complete /company
を好む方は気に入るでしょう。

インストール

パッケージシステムを初めて使う人は
以下の設定を ~/.emacs.d/init.el の
先頭に加えてください。

(package-initialize)
(setq package-archives
      '(("gnu" . "http://elpa.gnu.org/packages/")
        ("melpa" . "http://melpa.org/packages/")
        ("org" . "http://orgmode.org/elpa/")))

初めてerosを使う方は
以下のコマンドを実行します。

M-x package-install eros

アップグレードする方は、
以下のコマンドでアップグレードしてください。
そのためにはpackage-utilsパッケージが必要です。

M-x package-install package-utils (初めてアップグレードする場合のみ)
M-x package-utils-upgrade-by-name eros

実行方法

$ wget http://rubikitch.com/f/170204082751.eros.el
$ emacs -Q -f package-initialize -l 170204082751.eros.el

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