- eros 20161221.826(in MELPA)
- Evaluation Result OverlayS for Emacs Lisp
概要
C-x C-e
( eval-last-sexp
)や
C-M-x
( eval-defun
) は
Emacs Lisp式を評価して
ミニバッファに結果を表示します。
目線の移動に敏感な人は、
カーソル位置から画面最下部まで
目線を移動するよりも、
カーソル行に結果を表示してほしいでしょう。
それを実現するのが eros.el
です。
erosとは
Evaluation Result OverlayS for Emacs Lisp
の略です。
グローバルマイナーモード
eros-mode
を有効にすれば、
- eval-defun → eros-eval-defun
- eval-last-sexp → eros-eval-last-sexp
のリマップが行われます。
Fig1: C-x C-eでカーソルの右側にも結果が表示される
helm/anything補完よりも
auto-complete /company
を好む方は気に入るでしょう。
インストール
パッケージシステムを初めて使う人は
以下の設定を ~/.emacs.d/init.el の
先頭に加えてください。
(package-initialize) (setq package-archives '(("gnu" . "http://elpa.gnu.org/packages/") ("melpa" . "http://melpa.org/packages/") ("org" . "http://orgmode.org/elpa/")))
初めてerosを使う方は
以下のコマンドを実行します。
M-x package-install eros
アップグレードする方は、
以下のコマンドでアップグレードしてください。
そのためにはpackage-utilsパッケージが必要です。
M-x package-install package-utils (初めてアップグレードする場合のみ) M-x package-utils-upgrade-by-name eros
設定 170204082751.eros.el(以下のコードと同一)
(eros-mode 1)
実行方法
$ wget http://rubikitch.com/f/170204082751.eros.el $ emacs -Q -f package-initialize -l 170204082751.eros.el
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本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば嬉しいです。