cmd-to-echo 20161203.1333(in MELPA)
Show the output of long-running commands in the echo area

概要

cmd-to-echoパッケージに含まれるM-x cmd-to-echoは、
シェルコマンドを非同期実行し、その結果をエコーエリアに表示するものです。
標準コマンドのM-! (shell-command) も実行結果が短いときはエコーエリアに表示してくれますが、
プロセス実行終了までEmacsを操作できません。

M-& (async-shell-command) やM-x compileも非同期実行してくれますが、
すぐに別ウィンドウが開いてしまいます。

M-x cmd-to-echoは実行に時間がかかるコマンドをM-!のように実行してくれるものと考えてください。
入力を求められるプログラムには対応していません。

M-x cmd-to-echoを実行すると、プログラム名と引数を別個に尋ねてきます。
たとえばシェルで「sleep 1; echo ok」と実行したければ、

M-x cmd-to-echo RET sh RET -c 'sleep 1; echo ok' RET

と実行する必要があります。

すると、1秒後にエコーエリアにokと表示されます。

インストール

パッケージシステムを初めて使う人は
以下の設定を ~/.emacs.d/init.el の
先頭に加えてください。

(package-initialize)
(setq package-archives
      '(("gnu" . "http://elpa.gnu.org/packages/")
        ("melpa" . "http://melpa.org/packages/")
        ("org" . "http://orgmode.org/elpa/")))

初めてcmd-to-echoを使う方は
以下のコマンドを実行します。

M-x package-install cmd-to-echo

アップグレードする方は、
以下のコマンドでアップグレードしてください。
そのためにはpackage-utilsパッケージが必要です。

M-x package-install package-utils (初めてアップグレードする場合のみ)
M-x package-utils-upgrade-by-name cmd-to-echo

本サイト内の関連パッケージ


本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば嬉しいです。