- olivetti 20170806.2121(in MELPA)
- Minor mode for a nice writing environment
概要
olivetti.el もwriteroom-mode.el(レビュー) や tabula-rasa.el(レビュー) 同様、
集中して物書きするためのマイナーモードです。
ちなみにolivettiとは昔タイプライターで有名だった会社で、
今はパソコンやタブレットを販売しているようです。
一番機能が多いのはtabula-rasa.elですが、
このolivetti.elはシンプルな機能にとどまっています。
- 画面両横にマージンを設置し文字をセンター寄せ
- 文字幅を調節
- モードラインを消し飛ばす(オプション)
1行あたりの文字数は olivetti-body-width で設定できます。
場合によってフォントを切り替えている人は
小数を指定することをおすすめします。
有効にするには M-x olivetti-mode を実行し、
桁数は M-x olivetti-expand と M-x olivetti-shrink で調節できます。
類似品はいろいろありますが、どれも個性があって面白いですね。
物書きに集中したい人は、好みのものを試してみてください。
Fig1: 画面中央寄せ&モードライン消し飛ばし
Fig2: 白背景だとこんな感じ
インストール
パッケージシステムを初めて使う人は
以下の設定を ~/.emacs.d/init.el の
先頭に加えてください。
(package-initialize) (setq package-archives '(("gnu" . "http://elpa.gnu.org/packages/") ("melpa" . "http://melpa.org/packages/") ("org" . "http://orgmode.org/elpa/")))
初めてolivettiを使う方は
以下のコマンドを実行します。
M-x package-install olivetti
アップグレードする方は、
以下のコマンドでアップグレードしてください。
そのためにはpackage-utilsパッケージが必要です。
M-x package-install package-utils (初めてアップグレードする場合のみ) M-x package-utils-upgrade-by-name olivetti
設定 150414055120.olivetti.el(以下のコードと同一)
;;; 桁数 (setq-local olivetti-body-width 80) ;桁数 (setq-local olivetti-body-width 0.6) ;(window-width) に対する割合 ;;; モードラインを隠す (setq olivetti-hide-mode-line t) ;;; スペル覚えられないのでaliasにしとく(笑) (defalias 'writing-mode 'olivetti-mode)
実行方法
$ wget http://rubikitch.com/f/150414055120.olivetti.el $ emacs -Q -f package-initialize -l 150414055120.olivetti.el
本サイト内の関連パッケージ
- writeroom-mode - Minor mode for distraction-free writing
- tabula-rasa - Distraction free writing mode
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば嬉しいです。