- jg-quicknav 20160216.2035(in MELPA)
- Quickly navigate the file system to find a file.
概要
jg-quicknav.el は ido や lusty-explorer.el(レビュー) や
anything.el や helm で満足できなかった人が
M-x helm-find-files っぽいのを自分でこしらえたものです。
C-x C-f をそのまま置き換えて使います。
- RET: そのファイルを開く、ディレクトリの場合は潜る
- C-,: 親ディレクトリへ戻る
- C-.: ディレクトリ履歴を戻る
- C-/: そのディレクトリのdiredを開く
- C-o: ミニバッファに入力されたファイルを新規作成
- C-d: shell-modeにて表示されているディレクトリへcdする
コードを読んだところ、シェルを/bin/bashにして「ls -1AF」を
呼んでいるのでUnix系OS向きです。
Cygwinならば動くかもしれませんが、
おそらくnativeなWindowsでは動きません。
動作はけっこう重く、現時点ではスクロールができず、
jg-quicknavを開いたバッファを保存していないので
C-dも動いてくれません。
まだまだ開発が必要と感じました。
「anythingやhelmで満足できなかった」ということで試用しましたが、
anythingでもキーマップやミニバッファの内容が指定できることを
知らなかったのでしょうか?
使い勝手や機能面を考えれば helm-find-files の方がよいでしょう。
helmアンチでしたら、むしろlusty-explorerを拡張した方が
よかったと思います。
lusty-explorerでもC-d(壊れているけど)以外は使えますから。
インストール
パッケージシステムを初めて使う人は
以下の設定を ~/.emacs.d/init.el の
先頭に加えてください。
(package-initialize) (setq package-archives '(("gnu" . "http://elpa.gnu.org/packages/") ("melpa" . "http://melpa.org/packages/") ("org" . "http://orgmode.org/elpa/")))
初めてjg-quicknavを使う方は
以下のコマンドを実行します。
M-x package-install jg-quicknav
アップグレードする方は、
以下のコマンドでアップグレードしてください。
そのためにはpackage-utilsパッケージが必要です。
M-x package-install package-utils (初めてアップグレードする場合のみ) M-x package-utils-upgrade-by-name jg-quicknav
設定 150217082028.jg-quicknav.el(以下のコードと同一)
(global-set-key (kbd "C-x C-f") 'jg-quicknav)
実行方法
$ wget http://rubikitch.com/f/150217082028.jg-quicknav.el $ emacs -Q -f package-initialize -l 150217082028.jg-quicknav.el
Fig1: こんな感じであいまいマッチにも対応
本サイト内の関連パッケージ
- lusty-explorer - Dynamic filesystem explorer and buffer switcher
- helm - Helm is an Emacs incremental and narrowing framework
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば嬉しいです。