- flex-isearch 20170308.1210(in MELPA)
- Flex matching (like ido) in isearch.
概要
flex-isearch.el も 昨日のflx-isearch.el に引き続き、
あいまい検索を行うisearchです。
両者を使ってみたところ、こちらの方が安定して動作します。
あいまいisearchとは、文字と文字の間に任意の文字が入ることを許可し、
isearchの打鍵数を減らすことができます。
idoのflex matchと似たようなものです。
たとえば「fisrh」でflex-isearchにマッチします。
本設定ではC-M-s/C-M-rに割り当てています。
正規表現isearchはC-u C-s/C-u C-rを使ってください。
M-x global-flex-isearch-mode でマイナーモードを有効にすると、
C-u C-u C-s/C-u C-u C-rであいまいisearchになります。
あいまい検索はおもしろい機能ですが、臨機応変に使い分けてください。
画面内での移動ならばace-jump-mode.el(レビュー) が便利ですし、
isearchの検索文字列をdabbrevするisearch-dabbrev.el(レビュー) もあります。
インストール
パッケージシステムを初めて使う人は
以下の設定を ~/.emacs.d/init.el の
先頭に加えてください。
(package-initialize) (setq package-archives '(("gnu" . "http://elpa.gnu.org/packages/") ("melpa" . "http://melpa.org/packages/") ("org" . "http://orgmode.org/elpa/")))
初めてflex-isearchを使う方は
以下のコマンドを実行します。
M-x package-install flex-isearch
アップグレードする方は、
以下のコマンドでアップグレードしてください。
そのためにはpackage-utilsパッケージが必要です。
M-x package-install package-utils (初めてアップグレードする場合のみ) M-x package-utils-upgrade-by-name flex-isearch
設定 150131085109.flex-isearch.el(以下のコードと同一)
(global-flex-isearch-mode 1) (global-set-key (kbd "C-M-s") 'flex-isearch-forward) (global-set-key (kbd "C-M-r") 'flex-isearch-backward)
実行方法
$ wget http://rubikitch.com/f/150131085109.flex-isearch.el $ emacs -Q -f package-initialize -l 150131085109.flex-isearch.el
Fig1: cinbでcandidates-in-bufferにマッチ!
本サイト内の関連パッケージ
- ace-jump-mode - a quick cursor location minor mode for emacs
- isearch-dabbrev - Use dabbrev in isearch
- flx-ido - flx integration for ido
- flx-isearch - Fuzzy incremental searching for emacs
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば嬉しいです。