zlc 20151010.1857(in MELPA)
Provides zsh like completion system to Emacs

概要

zsh の補完って気がきいていて便利ですよね!

TABを押したら補完候補が下に出てくるのは他のシェルと同じですが、
再度押したら候補をメニュー選択できて、RETを押したらそれが確定されます。

これをEmacsの*Completions*バッファで行おうというのが zlc.el です。

zlc.elがEmacs 24.4に対応できてされてMELPAに登ってきたので紹介します。

僕は anything / helm を使っていていますが、
M-x anything-find-files / M-x helm-find-files の挙動は嫌いです。

だって重いですから…

なのでC-x C-fは標準の挙動で使っています。

自分で最近作成したファイルならばたいてい recentf で拾えますし、
開いたことがないファイルはzshの補完で拾えるくらいが丁度いいと感じています。

Emacsもzsh大好きな人ならば絶対おすすめです!

作者の紹介ページ では画像もデモンストレーション動画もあります。

インストール

パッケージシステムを初めて使う人は
以下の設定を ~/.emacs.d/init.el の
先頭に加えてください。

(package-initialize)
(setq package-archives
      '(("gnu" . "http://elpa.gnu.org/packages/")
        ("melpa" . "http://melpa.org/packages/")
        ("org" . "http://orgmode.org/elpa/")))

初めてzlcを使う方は
以下のコマンドを実行します。

M-x package-install zlc

アップグレードする方は、
以下のコマンドでアップグレードしてください。
そのためにはpackage-utilsパッケージが必要です。

M-x package-install package-utils (初めてアップグレードする場合のみ)
M-x package-utils-upgrade-by-name zlc

設定 141025072030.zlc.el(以下のコードと同一)

(zlc-mode 1)
(let ((map minibuffer-local-map))
  (define-key map (kbd "<down>")  'zlc-select-next-vertical)
  (define-key map (kbd "<up>")    'zlc-select-previous-vertical)
  (define-key map (kbd "<right>") 'zlc-select-next)
  (define-key map (kbd "<left>")  'zlc-select-previous)
  (define-key map (kbd "M-<tab>") 'zlc-select-previous)
  (define-key map (kbd "M-TAB") 'zlc-select-previous))

実行方法

$ wget http://rubikitch.com/f/141025072030.zlc.el
$ emacs -Q -f package-initialize -l 141025072030.zlc.el

本サイト内の関連パッケージ


本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば嬉しいです。