諸事情で昨日休んでしまいました。

落ち着くまで間が空くかもしれません。

御了承ください。

さて、、、

キー割り当ての限界

Emacsの設定をするとき、
どうしても悩んでしまうのが
キー割り当てですよね。

せっかく便利なコマンドを知ったのに、
キーに割り当てる場所が見付からなくて、
結局忘却の彼方へ…

そんなの、もったいなさすぎます。

「C-c 文字」はユーザ側が
自由に使えるように予約されています。

Infoより引用すると…

Don't define `C-c LETTER' as a key in Lisp programs. Sequences
consisting of `C-c' and a letter (either upper or lower case) are
reserved for users; they are the only sequences reserved for
users, so do not block them.

一見たくさん割り当てられそうですが、
記憶に負荷をかけてしまう問題があります。

かといって毎回
M-xで実行するのも面倒ですよね。

中途半端コマンドにはdefalias

キーに割り当てるほどではないけど、
M-xで毎回起動するのも面倒

という中途半端なコマンドへの対処のひとつが
defalias を使うことです。

defaliasは関数の別名を定義する関数です。

defaliasで短縮名を自分で定義すれば、
M-x経由でも面倒にはなりません。

しかもM-xを圧倒的に使いやすくした

を使えば、最近M-xで使ったコマンドが上の方に出てきます。

使用例

では、実際に短縮コマンドを定義しましょう。

;;; query-replace-regexpをqrrで実行できるようにする
(defalias 'qrr 'query-replace-regexp)
(defalias 'dbg 'toggle-debug-on-error)

「あえてキーに割り当てないスタイル」
も悪くはないのではないでしょうか。

本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば嬉しいです。