- tile 20161224.1957(in MELPA)
- Tile windows with layouts
概要
先日紹介した「戻せるC-x 1」 が人気でしたが、
これもC-x 1 (delete-other-windows)を
強化するパッケージです。
C-x 1は元々
すべてのウィンドウを削除しますが、
今回の設定では直前のバッファを
隣のウィンドウに表示させてみます。
Fig1: 分割されていない状態
Fig2: 2分割
Fig3: 3分割
Fig1の状態でC-x 1を押すと、
Fig2のように分割されます。
ここで使うtile.elは元々、
多分割のウィンドウ構成を
順次切り替えていくものですが、
こういう応用例もあるということです。
また、ウィンドウの分割個数を
1〜3個に切り替える
M-x tileの設定もしておきます。
こちらはC-.で
Fig1→Fig2→Fig3→Fig1…と
分割状態を切り替えていきます。
インストール
パッケージシステムを初めて使う人は
以下の設定を ~/.emacs.d/init.el の
先頭に加えてください。
(package-initialize) (setq package-archives '(("gnu" . "http://elpa.gnu.org/packages/") ("melpa" . "http://melpa.org/packages/") ("org" . "http://orgmode.org/elpa/")))
初めてtileを使う方は
以下のコマンドを実行します。
M-x package-install tile
アップグレードする方は、
以下のコマンドでアップグレードしてください。
そのためにはpackage-utilsパッケージが必要です。
M-x package-install package-utils (初めてアップグレードする場合のみ) M-x package-utils-upgrade-by-name tile
設定 161227175259.tile.el(以下のコードと同一)
(require 'tile) ;;; C-x 1をトグルする (setq tile-two-windows (tile-split-n-tall 2)) (defun delete-other-windows-or-split () (interactive) (if (one-window-p) (tile :strategy tile-two-windows) (delete-other-windows))) (global-set-key (kbd "C-x 1") 'delete-other-windows-or-split) ;;; ウィンドウの個数を1〜3個順次切り替える (setq tile-cycler (tile-strategies :strategies (list tile-one tile-two-windows (tile-split-n-tall 3)))) (global-set-key (kbd "C-,") 'tile)
実行方法
$ wget http://rubikitch.com/f/161227175259.tile.el $ emacs -Q -f package-initialize -l 161227175259.tile.el
本サイト内の関連パッケージ
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば嬉しいです。