- crux 20170801.1334(in MELPA)
- A Collection of Ridiculously Useful eXtensions
概要
crux パッケージは以下の要素に分かれています。
「またcruxかよー!」
そんな声が聞こえてきそうですが、あと2つです。
たった1つの記事で全部紹介するとタイトルに困りますし、
一日ですべて紹介できるだけの時間もエネルギーも割けません。
というわけで
もう少しお付き合いいただけると嬉しいです(笑)
今回はcruxの機能のうち、rootでファイルを開き直すものです。
インストール
パッケージシステムを初めて使う人は
以下の設定を ~/.emacs.d/init.el の
先頭に加えてください。
(package-initialize) (setq package-archives '(("gnu" . "http://elpa.gnu.org/packages/") ("melpa" . "http://melpa.org/packages/") ("org" . "http://orgmode.org/elpa/")))
初めてcruxを使う方は
以下のコマンドを実行します。
M-x package-install crux
アップグレードする方は、
以下のコマンドでアップグレードしてください。
そのためにはpackage-utilsパッケージが必要です。
M-x package-install package-utils (初めてアップグレードする場合のみ) M-x package-utils-upgrade-by-name crux
M-x crux-sudo-edit
このコマンドは、カレントバッファのファイルをrootで開き直します。
たとえばシステム設定ファイルなどを編集したいときがありますが、
その場合わざわざrootで他のエディタを使うのも面倒ですよね。
そこで内部でtramp/sudoを使ったこのコマンドが役立ちます。
C-uをつけると任意のファイルをrootで開けます。
sudo-edit.el(レビュー) にも M-x sudo-edit-current-file という同じ機能のコマンドがあります。
M-x crux-reopen-as-root-mode
これはファイルが書き込み不可な場合に自動でrootで開き直すグローバルマイナーモードです。
確かに便利そうですが、僕はおすすめしませんね。
うっかり編集してしまってシステムを動作不能にさせてしまいませんからねぇ…
所詮、利便性には代償が伴うものです。
本サイト内の関連パッケージ
- openwith - Open files with external programs
- dired-open - Open files from dired using using custom actions
- dired-launch - Use dired as a launcher
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば嬉しいです。