annotate 20170227.23(in MELPA)
annotate files without changing them

概要

ときにファイルを修正することなく、
ファイルの内容にメモをしたくなるときがあります。

そんな場合は annotate.el を使ってみてください。

C-c a(デフォルトはC-c C-aとなっていてメジャーモードとかぶる)で
その行やregionに対して注釈をつけます。

注釈は右端に表示されます。

同種のelispとしてipa.elがEmacsWikiにありますが、
注釈の位置がカーソルの前になるため見辛いです。

その点、annotate.elの方がわかりやすく、
ワイドディスプレイを有効活用できます。

20150816030901.png
Fig1: 右端に注釈を表示

本家スクリーンショット

インストール

パッケージシステムを初めて使う人は
以下の設定を ~/.emacs.d/init.el の
先頭に加えてください。

(package-initialize)
(setq package-archives
      '(("gnu" . "http://elpa.gnu.org/packages/")
        ("melpa" . "http://melpa.org/packages/")
        ("org" . "http://orgmode.org/elpa/")))

初めてannotateを使う方は
以下のコマンドを実行します。

M-x package-install annotate

アップグレードする方は、
以下のコマンドでアップグレードしてください。
そのためにはpackage-utilsパッケージが必要です。

M-x package-install package-utils (初めてアップグレードする場合のみ)
M-x package-utils-upgrade-by-name annotate

設定 50annotate.el(以下のコードと同一)

#+BEGIN_SRC fundamental

実行方法

$ wget http://rubikitch.com/f/50annotate.el
$ emacs -Q -f package-initialize -l 50annotate.el


本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば嬉しいです。