0blayout 20161007.2307(in MELPA)
Layout grouping with ease

概要

0blayout.el もウィンドウ構成を管理するパッケージです。

これは、ウィンドウ構成に名前をつけて
新規作成、切り替え、削除をできるようにします。

グローバルマイナーモード0blayout-modeを有効にすると使えますが、
キーバインドがC-c C-lから始まっていて規約違反です。

C-c C-英字はメジャーモードで予約されているため、
メジャーモードのC-c C-lが使えなくなります。

本設定ではキーマップを以下のように変更しています。

新規作成
C-c C-l C-c → C-c l c
切り替え
C-c C-l C-b → C-c l b
削除
C-c C-l C-k → C-c l k

起動時にはdefaultという名前がつけられています。

C-c l cで新しくレイアウトを作成し、*scratch*バッファに切り替わります。
新しく空のワークスペースができるイメージです。

C-c l bで他のレイアウトに切り替えます。
そのとき、現在のウィンドウ構成が記憶されます。

レイアウトは永続化されないので、
Emacsを終了したらすべて失われます。

elscreenやeyebrowseは番号で管理しますが、
名前で管理したい方は使ってみてはどうでしょうか。

インストール

パッケージシステムを初めて使う人は
以下の設定を ~/.emacs.d/init.el の
先頭に加えてください。

(package-initialize)
(setq package-archives
      '(("gnu" . "http://elpa.gnu.org/packages/")
        ("melpa" . "http://melpa.org/packages/")
        ("org" . "http://orgmode.org/elpa/")))

初めて0blayoutを使う方は
以下のコマンドを実行します。

M-x package-install 0blayout

アップグレードする方は、
以下のコマンドでアップグレードしてください。
そのためにはpackage-utilsパッケージが必要です。

M-x package-install package-utils (初めてアップグレードする場合のみ)
M-x package-utils-upgrade-by-name 0blayout

設定 150815054012.0blayout.el(以下のコードと同一)

;;; キーバインドを正す
(setq 0blayout-mode-map (make-sparse-keymap))
(define-key 0blayout-mode-map (kbd "C-c l c") '0blayout-new)
(define-key 0blayout-mode-map (kbd "C-c l k") '0blayout-kill)
(define-key 0blayout-mode-map (kbd "C-c l b") '0blayout-switch)
(0blayout-mode 1)

実行方法

本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば嬉しいです。